texted by KNJ & TOP DOCA
special thanks to 楠本千尋 (SHOOTING STAR)

SOON YOU'LL BE GONE
CAN'T BELIEVE TOU'RE GONE / THE BLUES BUSTERS
LABEL : KENTONE
  あのSKA FLAMESもカヴァーした"I WON'T LET YOU GO"でおなじみのコンビによる彼等のコーラスワークの素晴らしさを堪能できる名曲。 プロダクションは BYRON LEEのKENTONEE。SKA時代のBYRON LEE(& THE DRAGONAIRES)は、そのいかがわしいほどの(笑)上品さで好き嫌いが分かれるところですが、ROCK STEADY〜 REGGAE 期のBYRON LEEの功績は賞賛に値するものと思います。 脱線しましたがこの曲はLP収録曲でありCD化もされていて容易に入手可能です。
※SUNSHINE盤 B-SIDE DONNA / THE BLUES BUSTERS 
A TOAST TO JAMES BOND/ BABA BROOKS AND HIS RECORDING BAND
LOVE DEVICE/ STRANGER CALE MILLICENT TODD(PATSY)
LABEL: GAYFEET
  60年代初等KJAMAICAでの最初の女性プロデューサーSONIA POTTINGEのレーベル、 SEP/GAT FEET/GAY DICK/TIP TOP/HIGH NOTEをもち名曲を数々リリースし、主に Patsy/Marcia Griffiths/udy Mowattなど女性のシンガーが多い気がします。このLOVE DEVICEもBABA BROOKSの1st SESSIONとのカップリングでTRUE LOVEのタイトルで出ていて人気曲です。A TOAST TO JAMES BONDはBABA BROOKSのリーダー作で、イントロからピアノとうねるベースが強烈なキラーチューンで途中に入るピアノのオブリがまたまたりません。
MUGHEAD SKA
FREE FOR ALL/ LLANS THELWELL AND THE CELESTIALS
LABEL: BMN
  Llans Thelwell(Bs)率いる12名からなるバンドでボーカルをLlansとBusty Brown がつとめていました。ギタリストでNeville Lloyd(アレンジャー、プロデューサーも務めていた)も参加していたみたいです。モンテゴベイのSombreroやthe Glass Bucketのクラブや大学で演奏してたみたいです。当時のホテルのバンドと同じような雰囲気の演奏で、この曲はとびきりキラーなスカになっていますが、他はソウルフルな曲が多いです。CD化されているのは各種コンピでCHOO CHOO SKAが聞け、 ISLAND WI 262 Llans Thelwell And His Celestials - Choo-Choo Ska / Busty Brown & Lans Thelwell And His Celestials - Lonely Night (1966)も出てます。 またギターのNeville Lloydは現在も活躍してるらしく、The Shubert & TheMiraclesというバンドで活躍し"Neon-City ""SWEETER&SWEETER"といったJazz R&B rock and reggaeのアルバムもだしてます。 64年に"Llans Thelwell Plays It All,"(SOUL)というソウル色の強いアルバムも出しています。
WAILIN'
BEVERLEY HILL-BILLY SKA / GRANVILE WILLIAMS AND HIS ORCHESTRA
LABEL: GWO
  オルガン奏者のGRANVILE WILLIAMSのレーベル。彼は5歳からピアノを始めホテルバンド等を経て、1963年にアメリカへ渡りいろいろな音楽を吸収し、64年にジャマイカに戻り盛り上がりをみせていたスカブームのまっただ中、E.RANGLINと15人編成の大所帯の分厚いホーンに3名のボーカルを従えバンドを結成。このG.W.OもSKATALITESとは違った上品な雰囲気の演奏をします。この曲はキラーナンバーですが、他にもRANGLINのギターが冴えた"HONKY TONK SKA"や"POPEYE SKA"等があります。またバンド結成前はDRAGONAIRES(CARRIBBEAN JOYRIDE)でも演奏していてなかなかファンキーな演奏が聴けます。
KEINO SKA
ROCKSTEADY PEOPLE / LLOYD WILLIAMS & CHORUS THE DAIAMONDS
LABEL: JDI
  これまた謎多きレーベルJDI。現在数枚しか確認されておらず、LLOYD WILLIAMS & CHORUS THE DAIAMONDSとLOS CABALLEROSは多分同じバンドと思われます。C.JHONSON,M.WILLIAMS,S.ISMAYとあり、SAMMY ISMAYはDRAGONAIRESやTHE MIGTHY VIKINGSにも在籍していたテナーサックス奏者で、GAYFEETの”COCKTAIL FOR TWO”でも聴けアレンジャーとしても活躍していました。このバンド自体もSKATALITESとは別 のミュージシャンでのバンドを思われます。またLLOYD WILLIAMSもG.W.Oでのレコーディングもあります。 スカ〜ロックステディー〜ソウルといった様々な演奏をし、この曲はキラーな癖のある楽曲でKENYA'S KEINOをトリビュートしてます。このバンドでCD化されてる曲ではMONKEY SKAやTROJANのコンピでMAKE YOURSELF COMFORTABLEが聴けます。
ONE CUP OF COFFEE / BOBBY MARTEL (ROBERT MARLEY)
SNOW BOY / DON DRUMMOND
LABEL: BEVERLEY'S
  BOB MALEYの初期の頃のレコーディング。ファーストレコーディングは同じく1962年2月、LESLIE KONGのBEVERLEY'Sからの"JUDGE NOT"です。この頃はJOE HIGGSに指導を受けまだ声も若いBOBの声が聞けます。クレジットはLESLIE KONGによりBOBBY MARTELと変更され小さくR.MARLEYと本名が入っています。 その後、63年のSIMMER DOWNで一躍有名になります。COXSONEでの録音では人気のある曲が多数録音されました。 裏のSNOW BOYもDONによる、ゆったりしたスカナンバーで、03年にブランクで同じカップリングで再発されました。
WHEN DAY IS DONE
I CAN'T BELIEVE / FR.DUNSTANS' "MAGPIE"
LABEL: DISCOVERY
  バックのドラムのハットがちきちきと普通 のスカではないですが、間抜けなくらいベタなフィルが激しい、アップテンポな軽快なスカチューン。このMAGPIEはこのDISCOVERYとWILRでもレコーディングが残されていますが、詳細は不明です。 このDISCOVERYも詳細は不明なのですが、ERNEST RANGLINのプロデュースが多くみられ、スカから初期レゲエまでリリースされています。